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2014年 社長年頭所感

2014年01月07日

President
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
2014年を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 
昨年を振り返りますと、国内の状況はアベノミクスのプラス効果が実態経済に徐々に波及して景気は緩やかに回復しつつあり、個人消費も持ち直し傾向にありました。昨年末10月に行われたCEATEC JAPAN、そして11月の東京モーターショーにクラリオンも参加しましたが、来場された方々は新しい技術や製品を見て驚きや大きな期待を感じてくれた事と思います。
一方、世界経済に目を転じると、米国経済は緩やかに拡大が継続、欧州経済は一部に回復の兆しがあるものの低迷が続いています。中国市場は、一時期に比べれば環境はよくなっており、全体には回復傾向にあると思われます。
 
2014年は更に大きな変化の年になるでしょう。今年をどう過ごすかによって、クラリオンの未来が変わるといっても過言ではありません。私たちの業界も、新しい技術やサービスが生まれ、常にたいへん速いスピードで変化しています。私たちが厳しい競争を勝ち抜くためには、もう一段ギアをあげ、スピードを高め、『車両情報システムプロバイダーとしての確固たる地位を確立』することが必要です。
 
クラリオンが人の命に関わる安全・安心を生み出す企業でもあることを忘れてはなりません。だからこそ「製品の品質」というものをもう一度考え直さなければなりません。製品不良ゼロが当然であり、それを目指すことが私たちの責任です。これを達成するためには、製品の品質の基盤となる「業務の品質」についても考え直す必要があります。皆さんに、積極的にクラリオンのあり方について考えてほしいのです。社員全員で「会社の品質」をあげ、世の中に必要とされる企業となりましょう。
 
もう一つの課題は、「グローバルに成長すること」です。クラリオンは、世界各地域に活動を展開しています。グローバルな人材も続々と増える中、各国、それぞれのお客様のマーケットにあった商品を提供していくことが、真のグローバル化です。一人ひとりが真のグローバル化を見据えられる人間になるべく努力をお願いします。
 
クラリオンにしかない技術を私たちが持っていることも忘れないでください。その代表例はクラリオンという社名の由来にも関わる「音」です。近年、音に対するこだわりが市場で注目を集めています。こうした中、世界初のフルデジタルスピーカーの製品化など、クラリオンの音に対する技術はお客様の高い評価をいただいています。これからもクラリオンらしい付加価値を持った製品やサービスを世の中に提供し、クラリオンブランドの名を世に響き渡らせましょう。
 
2020年の東京オリンピックが決定しました。前回1964年の東京オリンピックの時には、高速道路が次々と建設され、日本が目覚ましい経済成長を果たすきっかけとなりました。2020年の東京オリンピックもわが国の経済に大きな成長を与えることになるでしょう。2020年に向け、同じ時間の物差しを持って過ごせること、6年後の自分、家族、会社、社会がどのようになっているか、それを夢見て進めることは素晴らしいことではないでしょうか。
 
自動車業界も大きな変革の時代に入っています。『新しい時代、正に変革の時来たる』です。変革期においては、同じ場所にとどまること自体が最大のリスクともいえます。私たちクラリオンが勝ち抜くためにも、今年の干支、午年にちなみ、天馬空をゆくが如く自由な発想を持ち、馬のようにさっそうと、スピードを持って、世の中の先頭を駆け抜けましょう。
 
We are Clarion!!
 
クラリオン株式会社
取締役社長 泉 龍彦
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