運輸システムEXPO2014に業務車両向けアンドロイド車載端末を参考出品
2014年05月27日
クラリオン株式会社(社長:川本 英利 / 以下、クラリオン)は、業務車両向けAndroid™(以下、アンドロイド)車載端末を、運輸システムEXPO 2014*「Clarionブース」(出展ゾーン:西4ホール T-23)に参考展示します。今回参考展示する車載端末は、業種ごとに要求される様々なアプリケーションの追加、堅牢性・耐久性を保つプラットフォームなど、業務車両用車載端末で強く求められるニーズへの対応を図る製品として開発に取り組むものです。
*運輸システムEXPO 2014(会期:5月28日から30日まで、会場:東京ビッグサイト)
クラリオンは、業務用カーナビゲーションのノウハウを活かし、安全経済運転支援や業務効率化を支援する業務用車載端末の開発に取り組んでいます。今回、クラリオンとして初めてアンドロイド車載端末の開発に取り組みました。これは、業種ごとに要求される様々なアプリケーションニーズに対し3rdパーティによるアプリケーションのカスタマイズ開発に容易に対応できるOSである点、また、製品化に向け3rd パーティの業務アプリ開発支援のためのAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)や、開発者用キットの提供も検討しています。参考展示する車載端末は、多彩なナビゲーションのAPI装備が可能で、ナビゲーションと連携した安全運転支援アプリケーションの開発、ユーザー個別のアプリケーション追加などで業務の効率化を想定します。また、既存の業務用モデルで好評の「業務アプリケーション」の信頼性ある走行ログ取得機能(位置情報、時間、車輌データ等)によりデータ通信やUSB及びSDカードメモリー等に蓄積でき、運行解析ソフト(別売)での業務管理支援に活用できます。サーバーとの通信機能によるソリューションにも対応できるようIP無線通信*やWi-Fi等、多彩な外部インターフェースへの対応を図る事で、今後の海外展開含め、様々な市場ニーズに対応できるプラットフォームとして、幅広い業種の業務車両向け車載端末としての製品化をめざします。
*協力会社:西菱電機株式会社(本社:兵庫県伊丹市、代表取締役社長:西岡 伸明)
【業務用アンドロイド車載機の開発ポイント】
- 外部からのナビコントロール(多彩なナビAPIを装備)
- 多彩な外部インターフェース
- 業務用HMIアプリのカスタマイズ、容易な開発
- 無線サーバーとの通信機能に対応 (Wi-Fi/3G)
- 3rd パーティによる業務アプリ開発を容易化
- 24時間・365日の連続使用を考慮した堅牢・耐久設計
- マルチセンサーを使用した正確な自車位置精度
- 12/24V対応
* 当資料に記載する社名、商品名は各社の商標または登録商標です。