独自開発の車載用HMI「Quad View」が「IAUDアウォード2017」を受賞
2018年03月12日
クラリオン株式会社(執行役社長兼COO:川端 敦 / 以下、クラリオン)の車載用HMI(Human Machine Interface)「Quad View」が、「IAUDアウォード2017」(主催:一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会)をソフトウェア/システムデザイン/ウェブデザイン/インタラクションデザイン部門で受賞しました。なお、ドイツ・ミュンヘンで3月9日(現地)に表彰式が行われました。
■「Quad View」(クワッド ビュー)の概要
「Quad View」は「ナビゲーション、オーディオ、ツール、アプリケーション」の4種類の情報(コンテンツ)を1画面に同時表示する機能です。4種のコンテンツで構成されたHMIは、各エリアごとにそれぞれテーマとなる色を持たせることによって、各エリアのレイアウトが把握しやすいように工夫をしています。ユーザーの好みに合わせた画面レイアウト表示と直感操作を可能にし、運転時における様々な状況下でも適切にコンテンツを制御することで、安全かつ快適な使用を可能とするHMIです。
■デザイナーのコメント
地図を見たい、曲を変えたい、動画を見たい、電話をかけたい、天気を知りたい・・・
「Quad View」は直感的に操作できることを重点に設計部門と連携して開発し、操作していて心地よい動作と可変レイアウトを実現しました。この新たな操作体験が運転の楽しさと安全につながると評価していただけたこと大変うれしく思います。
■IAUDアウォードとは
「IAUDアウォード」は、一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が2010年から主催する、民族、文化、慣習、国籍、性別、年齢、能力等の違いにかかわらず、“一人でも多くの人が快適で暮らしやすい” UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行っている団体・個人を表彰するものです。