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業務用車両向けクラウド活用型車両管理サービス 「SAFE-DR」の提供を開始

2018年04月17日

 クラリオン株式会社(執行役社長兼CEO:川端 敦 / 以下、クラリオン)は、商用車の各種車載情報をクラウド上のデータベースに蓄積し活用するためのサービスプラットフォーム「SAFE」(Smart Access for Enterprise、略称:セーフ)を新たに構築しました。新プラットフォーム活用サービスの第一弾として、ドライブレコーダーと専用サーバーの双方向通信を実現した業務用車両向けクラウド活用型車両管理サービス「SAFE-DR™」(Smart Access for Enterprise-Drive Recorder)の提供を、5月から開始します。
 新サービスの「SAFE-DR」は、走行時の車両情報をはじめ、イベント情報を含む「保存映像」や走行中車両の「ライブ映像」等をサービスプラットフォームへアップロードします。搭載する「運行管理機能」は、リアルタイムの走行軌跡表示や運転情報帳票(日報・月報・期間指定報)生成、「運転評価機能」は、優良ドライバーを育成し、車両事故削減に向けた効果的なサービスを提供します。また要望が多い映像記録メディア(SDカード、HDD等)の「遠隔操作フォーマット」機能を搭載し、録画エラー発生時に管理画面からのフォーマットが可能となりました。
 運行管理者は、Web画面からサーバーにアクセスするだけで、リアルタイムで車両の位置やドライバーの運転状況を確認出来ます。稼働車両の事故リスク管理や緊急時の対応など、安全運行支援マネジメントと正確な稼働台数把握による経費削減、指導改善のため省人化の管理と運用が行えます。「SAFE-DR」上のデータは、カスタマイズする事でシステム連携にも対応し、データを自社システムで活用したいなどの要望や、将来のデータ活用時代を見据えた取り組みを可能にします。
 自動車関連サービス産業に携わる交通・物流の事業者は、様々な観点から事故防止に対する対策や分析を行っており、「安心・安全」への高い意識を持っています。また、商用車向けテレマティクス市場は拡大傾向にあり、特に通信機能を有する運行管理を主軸とした市場が大きく拡大すると予測されます。
 本格的なIoT時代の到来に向け、様々なセンサーデータがネットワークを経由してクラウド上のデータベースに蓄積可能となり、自動車関連サービス産業はその膨大なデータを活用し、いかにサービスビジネスに繋げるかが求められます。今後も「SAFE」「SAFE-DR」は、事業者の事業成果と組織成長に繋げる為の機能拡張をはかり様々な事業者へのサービス提供をはかる予定です。
 「車両情報システムソリューションプロバイダー」をめざすクラリオンは、車載機器と合わせIoT時代に向けたデータ蓄積・活用までをワンストップで提供します。
20180417-01

通信対象製品

名称
型名
2カメラ通信型ドライブレコーダー CL-2CM
8カメラ対応通信型ドライブレコーダー CL-8CMⅡ
デジタルタコグラフ一体型モデル CRX3008T (近日発売予定)
 
※当資料に記載する社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
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