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Full Digital Sound ショップ訪問① ナナミサウンドファクトリー編

販売開始直後、いち早くFull Digital Sound を愛車トヨタ86に導入されたオーナー:大野さんを訪ね、インストール&チューニングを行ったプロショップ「ナナミサウンドファクトリー」をカーオーディオジャーナリスト石田功氏が取材しました。

東京オートサロンで音を聴いて、導入を考え始めました

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「東京オートサロンでクラリオン・フルデジタルサウンド・システムを搭載したデモカーのスバルBRZを試聴して印象が良かったので、興味を持ちました。クルマもベースは同じだし」と語るのはトヨタ86に乗る大野昌孝さん。その後、カーオーディオに関してお世話になっているナナミサウンドファクトリー(神奈川県大和市)にフルデジタルサウンド・システムが入荷したことを聞きつけ、デモボードで音を確認して導入を決めたという。その決め手は?


「音がクリアでくっきりした感じが『すげぇ!』と思いました」(大野さん)

システムはフルデジタルサウンドプロセッサー+ツィーター のZ3(125,000円/税別)と17cmフルデジタルスピーカーのZ7(87,000円/税別)でフロントスピーカー周りを構成し、低音はJLオーディオのサブウーファーとグラウンドゼロのパワーアンプでまかなうという組み合わせ。つまりフルデジタルサウンド・システムと従来のアナログシステムを融合させたスタイルだ。フルデジタルサウンドプロセッサーにはアナログ出力を1系統用意しており、このようなシステムも可能なのだ。

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「もともと、他社のサブウーファーを付けていてエンクロージャーも作り込んでいたんです。そのユニットをクラリオン・フルデジタルサウンドのサブウーファー、Z25W (73,000円/税別)を入れ替えようとも考えたんですが、エンクロージャーが推奨容量に満たないサイズだったので、うまく鳴らないんじゃないかと…。エンクロージャーを造り直す時間も予算もありませんでしたし。だから今回は今までのエンクロージャーを使っています」(大野さん)


実は大野さん、フルデジタルサウンド・システムの導入前にもハイレゾ再生可能な海外ブランドのデジタルプロセッサーを使っていたそうだが、それに比べても、

「細かい音が良く聴こえるようになったし、音の広がりもすごい。楽器なんかも、そこにいる感覚を強く感じるようになりました」(大野さん)

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音源はもちろん、ハイレゾが中心。

「ハイレゾで買えないアルバムはしようがなくCDを買ってますが、最近はハイレゾ音源があればハイレゾでしか買いませんね」(大野さん)


好きな音楽は洋楽、邦楽を問わずロック系だという。

「要するに新しもの好きなんですよね。オンキョーのポータブルプレーヤーもすぐに買っていたし(笑)」とは、オーディオのインストール&調整を担当したナナミサウンドファクトリーの長谷川さん。お客さんと一緒にライヴなどにも出かけるほどの音楽好きで、お客さんと友達のように付き合いながらも、オーディオに関しては職人技を発揮する。そんな関係がとってもいい。

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大野さんの86は、ACGをはじめとしたカーオーディオ・イベントにも出没予定。見かけたら声をかけて、クラリオン・フルデジタルサウンド・システムの音を聴かせてもらうといい。


ナナミサウンドファクトリー

〒242-0026 神奈川県大和市草柳 3-8-2 田辺工場1 TEL:046-261-7773

営業時間:11:00~20:00 (休業日はHPでご確認下さい)

http://www.773sound.com/

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石田 功

カーオーディオジャーナリスト

音響の勉強をしていた学生時代は、友人のインディーズバンドのレコーディングの手伝いなどをしていたが、その後、雑誌媒体主体の編集プロダクションに勤務。音楽好きとクルマ好きが高じて、音楽雑誌、自動車雑誌、カーオーディオメーカーのカタログ、マニュアル等の編集や製作に携わる。 90年代初頭には、編集プロダクションを辞め、フリーランスライターに。以後、自動車雑誌、カーオーディオ専門誌にカーオーディオとカーナビを中心とした記事を書き続ける。 現在、おもな執筆誌は、自動車雑誌が、CAR and DRIVERなど。カーオーディオ専門誌はオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。Web媒体はWebCGなど。 ミュージックペンクラブ会員
全国各地のカーオーディオプロショップ等で試聴イベントを随時開催しています。フルデジタルサウンドの世界をぜひお近くの会場で体感してください。
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